100均は本当にすばらしい! お名前シールも100均で済ませちゃお!
まって、まって! 100均は確かに安いかもしれないけど、強度面では心配があるかもしれないよ!
なるほど!安くてもすぐ剝がれてしまっては、また付け直すのに手間がかかっちゃうね。でも、お名前シールは本当に頑丈なのかな?
お名前シールは手軽で便利そうだけど、実際の強度はいかがなものか気になるところですよね。
お試しできないものだからこそ、購入前にイメージしたいというママたちの声に答えるべく、二児のママである私がお名前シールの強度を徹底比較してみました♪
100均のお名前シール(防水タイプ・洗濯タグ用・アイロン接着タイプ)とお名前シール製作所の同じタイプのお名前シール、それぞれを同じように扱いながら強度を検証していきます。
もくじ
100均お名前シールの種類は?
ダイソーには
- 防水タイプ
- 洗濯タグ用シール
- アイロン転写ネームラベル
のお名前シールがありました。
セリアには
- アイロン転写ネームラベル
- アイロン接着タイプ
のお名前シールがありました。
ほかにも、ダイソーやセリアともに普通のハンドタオルがループタオルになる「ループ付き名前シール」、アイロン接着タイプの名前テープもありましたよ♪
ダイソーはポップでかわいい感じ、セリアはナチュラルでおしゃれなテイストのお名前シールになっていました。用途に合わせて、いろいろ見てみても楽しいですね。
今回は、お名前シール製作所のお名前シールと比較検証するため、ダイソーの同じタイプのみを使いました。
お名前シールの使い方
では、まず気になるそれぞれのお名前シールの使い方とメリット・デメリットからご紹介します。
防水タイプ
防水タイプは、水濡れにどれくらい強いのか気になるところ。
水濡れに強いようにどんな仕様になっているのかを合わせてご紹介しますね。
【ダイソー✕防水タイプ(保護フィルム付き)】
ダイソーの防水タイプは、お名前シールの上に透明の保護フィルムを貼り付けることで、水濡れに強くなるようにしてあります。
使い方
①上に貼ってある白い剥離紙をめくり、油性ペンで名前付けします。
②シール本体を剥離紙ごとめくり、名前付けしたい場所へ貼り付けます。
③剥離紙を右側にゆっくり引っ張るように剥がし、保護フィルムをシールに貼り付けたら完成です!
《使ってみて感じたこと》
剥離紙をゆっくりと剥がしながら、少しずつシールに貼り付けるようにするとよれや空気などが入りにくくキレイになります♪
メリットは、
- コツを掴むと比較的キレイに貼り付けられること
- 少量で使いやすい
一方デメリットは、
- 油性ペンで名前付けをしないといけないこと
- サイズが限られていて、入学準備には使いにくい
【お名前シール製作所✕防水タイプ】
お名前シール製作所の防水タイプは、シール自体がラミネート加工されています。(使っていてすみません)
①シール台紙から剥がし、名前付けしたい場所へ貼り付けて完成!
《使ってみて感じたこと》
シール台紙から剥がすだけで完了なのが、ズボラな私にはうれしいです♡
7歳の子どもにもやらせてみましたが、よろこんでお手伝いしてくれました。
メリットは
- 剥がすだけで完了な手軽さ
- 食洗機や電子レンジOK
- ラミネート加工されているので、傷や汚れを保護してくれる
- サイズを商品オーダー時に選べる
デメリットは
- A4サイズで作成されるので、少量で試したい人には不向き
洗濯タグ用ノンアイロンタイプ
洗濯タグへペタッと貼り付けるだけの手軽さが人気のノンアイロンタイプ。
アイロンも使わずにできて、ササッと名前付けが完了できるのがうれしいアイテムです。
【ダイソー✕ノンアイロンタイプ】
シール自体に切り込みがあるので、使いたい枚数を名前付けし、剥がして使えます。
使い方
①油性ペン(油性ボールペン)で名前を書きます。
②シール台紙から剥がし、洗濯タグに貼り付けて完成です!
※指先で強く押さえ、しっかりと貼り付けるようにしましょう。
《使ってみて感じたこと》
ワンサイズのみのノンアイロンタイプでした。
シールの素材は、綿なので洋服に貼り付けても違和感ない感じです。
メリットは、
- アイロンなしで貼り付けOKの手軽さ
デメリットは、
- 名前を一枚ずつ書かなくてはいけないこと
- ペンの種類や筆圧によってはにじむ恐れがあること
- 貼り付けてすぐの洗濯はNG(1日以上置いてからの洗濯がおすすめです。)
【お名前シール製作所✕ノンアイロンタイプ】
防水性や耐久性の高いシート素材を採用されています。
見た目は、ラミネート加工した感じ。シール本体の表面はツルツルしています。見た目は防水タイプのお名前シールと似ています。
使い方
①シール台紙から使いたいシールをめくります。
②洗濯タグへ貼り付けて完成です!
《使ってみて感じたこと》
シール台紙から剥がしてOKの手軽さがうれしいです。
写真で伝わるのかわかりかねますが、見た目は防水タイプのようなラミネート加工です。
ノンアイロンタイプの方が若干硬いシールになっており、防水タイプよりも耐久性が高いような印象。繰り返しの洗濯にも負けない感じがします。
メリットは
- 剥がすだけで完了な手軽さ
- 防水性耐久性の高いシートなので、ほかのアイテムにも使える万能商品
- シールサイズを商品オーダー時に選べる
デメリットは
- A4サイズで作成されるので、少量で試したい人には不向き
- シールを貼り付けた感じが好みじゃない方には違和感があるかもしれません
張り付けた直後の比較写真はこちらです。
上がお名前シール製作所、下がダイソーの洗濯タグへ貼り付けるノンアイロンタイプになります。
どちらも洗濯タグにピタッと貼り付いている印象です。
アイロン接着タイプ
アイロン接着タイプは布地に貼り付けれるので、わかりやすい位置に名前付けしてあげるとマーク替わりになっておすすめです。
子どもが好きな柄や色の名前シールを選ぶと、子どもにとってわかりやすい名前付け方法になりますよ♪
【ダイソー✕アイロン接着タイプ】
透明シートに貼り付いた転写ラベルです。
お名前シール製作所のラバータイプと似た質感になります。
使い方
①使いたいシールを透明の剥離紙と一緒に切り取ります。
よーく見ると、名前シールの枠からはみ出た透明になった糊があるので、それを切り取らないように注意しながら切りましょう。
②白いシールを下にして置き、あて布をします。
あて布の上からアイロンをかけます。
③熱が冷めきらないうちに透明シートをゆっくりと剥がします。
④アイロンの熱が冷めたら、油性ペンで名前付けをして完成です!
名前付けをする油性ペンは、極細タイプがおすすめです。
細いタイプだと文字が潰れやすいので注意が必要です。
《使ってみて感じたこと》
かわいい形があり、見ているだけでも楽しくなれる商品です。
ほかにも種類があったので、子どもの好みで選べると思います。
メリットは、
- かわいい形がある
- お試ししやすい少量パック
デメリットは、
- 名前付けを1枚ずつしないといけない
- カタチに合わせてハサミで切り取る手間がかかる
- サイズがバラバラなので、貼り付けるアイテムによって選ぶ必要がある
【お名前シール製作所✕ラバータイプ】
お名前シール製作所のアイロン接着タイプは2種類あります。
まずはダイソーのアイロン接着タイプと似ている、こちらのラバータイプからご紹介します。
布地が透けないので、色柄ものや濃い色におすすめです。
使い方
①シール台紙から剥がします。
薄いシールなので、普通の名前シールよりも剥がしにくいです。
切り目に沿って折り曲げるようにすると剥がしやすくなります。
②付属の半透明のシートを名前シールの上に乗せ、アイロンをかけます。
③粗熱が取れたら完成です!
《使ってみて感じたこと》
アイロンシールタイプなのに、シールのように剥がすだけの下準備でOK!
ズボラな私は、ハサミで切り取ることさえ面倒うなのでうれしいです。
メリットは、
- シール台紙から剥がすだけの下準備で簡単
- 角丸にカットされているので、剥がれにくさに配慮されている
- シールサイズを商品オーダー時に選べる
デメリットは、
- シール台紙から剥がれにくい
- A4サイズなので、お試しで使いたい人には不向き
写真だけでは伝わりにくいこともあると思います。
ラバータイプの貼り方を動画で紹介しています。こちらも合わせてチェックしてみてください。
【お名前シール製作所✕アイロンシール】
続いて、お名前シール製作所のアイロン接着タイプの別タイプのご紹介です。
半透明の転写タイプになるので、淡色におすすめです。
使い方
①使いたいシールを台紙ごとハサミで切り取ります。
②白い台紙を上にして、そのままアイロンで貼り付けます。
アイロンの真上から真っ直ぐ10秒プレスします。
④熱が冷めきらないうちに、白い台紙を剥がしたら完成です!
《使ってみて感じたこと》
ラバータイプのお名前シールを勝手にイメージしていたので、転写した部分の色付きが薄く感じました。
写真のように、淡い色に違和感なくなじむので肌着の名前付けによいと思います。
メリットは、
- シールサイズを商品オーダー時に選べる
- 淡い色の生地になじむ
デメリットは、
- 1枚ずつハサミで切り取る手間がかかる
- A4サイズなので、お試しで使いたい人には不向き
写真だけでは伝わりにくいこともあると思います。
アイロンシールの貼り方の動画も紹介しています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね☆
「100均vsお名前シール製作所」お名前シール強度比較
使い方と使い心地についてレビューしました。
続いて、それぞれの強度について検証していきます!
同じ条件にするため、比較するアイテムや洗い方、干し方などを統一してレビューしています。
防水タイプ
まずは、防水タイプのお名前シールの強度から検証していきます。
洗う回数の多い箸と箸箱で検証してみました。(我が家は、食器洗浄機はないため手洗い→自然乾燥でのレビューとなっています。)
同じ条件になるよう、毎日給食時に使う箸をセレクトし、小学生の姉:お名前シール製作所、幼稚園の弟:100均の商品で貼り付けています。
◆貼り付けた当日
どちらのお名前シールも、特に貼り付けた感じで不具合はありません。
100均のお名前シールで気になったのは、1番小さなサイズでも箸の太さより大きく、折り曲げるように貼り付けたこと。
この折り曲げるように貼り付けたことが、あとあとどのようになるか気になります。
◆使い始めて2日目
箸をスポンジで洗い終わった瞬間に違和感が起きました。
100均のお名前シールが浮いた感じがしたので、洗剤をすすいだあとに浮いた感じがする部分をギュッと圧をかけて貼り直しておきました。
◆使い始めて3日目
やはり、箸に貼り付けた100均のお名前シールは貼り直しても折り曲げるようにして貼り付けた部分がめくれてきました。
箸箱にしまうときに貼り付けても、帰ってきたときにはシールが浮いた状態に…。
まだシール部分に粘着力があるので、もう少し使い続けてみます。(ちなみに箸箱に貼り付けた100均シールは変化なしです。)
お名前シール製作所のお名前シールは、箸と箸箱ともに変化なしでした。
◆使い始めて7日目
箸を洗い終わったあと、お名前シールが完全に剥がれてしまいました。
再度貼り付けても粘着力が失われているため、触ったらすぐに剥がれ落ちる状態。
箸に貼り付けた100均の防水タイプのお名前シールは、1週間で貼り替えをすることにしました。(箸箱は全然大丈夫なのですが…)
箸横の浮いた部分から洗い流した水が入ったり、粘着部分に汚れが付いたりするため、次第に粘着力が失われていくようです。
箸に合う、もう少し細いサイズがあれば摩擦の抵抗が少ないのかもしれません。
【検証結果】
防水タイプのお名前シールは、約1週間でお名前シール製作所のシールの方が持ちがよいことが判明しました!
お名前シール製作所のお名前シールは、サイズが豊富なので貼り付けたいアイテムに合わせてピッタリサイズのシールを貼り付けるとよいですね♪
ちなみに、1か月経った今も貼り付けた日とまったく変わりなくキレイが長続きしています。
洗濯タグに貼り付けるノンアイロンタイプ
続いて、洗濯タグに貼り付けるノンアイロンタイプのお名前シールの強度を検証していきます。
洗濯回数の多い肌着で強度検証してみました。
同じ条件になるよう、毎日洗濯する肌着をセレクトし、
小学生の姉:お名前シール製作所✕シャツ
幼稚園の弟:100均の商品✕パンツ
に貼り付けています。
また、強度比較の条件を同じにするため、貼り付けてからすぐの洗濯は避け、翌日に洗濯をすることにしました。
◆貼り付けた当日
どちらのお名前シールも、特に貼り付けた感じで不具合はありません。
お名前シール製作所の方が、防水タイプのシールみたいですぐに剥がれ落ちるのではないか?と少し心配です。
◆貼り付けて2日目
1日置いて、子どもたちに着せてから洗濯してみました。
100均の洗濯タグ用シールが「洗濯ネットに入れて洗濯」を推奨されているので、両方共に洗濯ネットに入れて洗濯します。
天気が悪かったので室内干ししましたが、見た目は特に変化はありません。
心配していた滲みやお名前シールの剥がれなどはないようです。
◆貼り付けて3日目
乾燥機にかけると変化があるのかもしれないと思い、2回目の洗濯後は家庭用乾燥機で検証しました。
2回目の洗濯は変化なしでしたが、洗濯後は家庭用乾燥機で検証しました。
家庭用乾燥機にかけたあとも、見た目は変わりなく問題なく貼り付いています。
◆貼り付けて7日目
天日干し、室内干し、家庭用乾燥機といろいろ試してみましたが、今のところ両方とも問題なく貼り付いています。
【検証結果】
検証して7日ですが、それではあまり変化がありませんでした。
もう少し継続的な検証が必要のようです。
ただ、同じようなノンアイロンタイプを洗濯タグに貼り付けたほかの子どもの洋服を見る限り、半年〜1年は貼り付いたままです。
アイロン接着タイプのお名前シール
最後に、布地に貼り付けられるアイロンタイプのお名前シールの強度を検証していきます。
こちらも洗濯回数の多い肌着で強度検証してみました。
同じ条件になるよう、毎日洗濯する肌着をセレクトし、
小学生の姉:お名前シール製作所✕シャツ
幼稚園の弟:100均の商品✕パンツ
に貼り付けています。
また、比較の条件を同じにするため、洗濯ネットに入れて洗濯することにしました。
◆貼り付けた当日
どちらのお名前シールも、特に貼り付けた感じで不具合はありません。
両方ともに布地にしっかりと貼り付いている印象ですが、洗濯をするとどのような変化があるのか楽しみです。
◆貼り付けて2日目
普通に洗濯し、天気が悪かったので室内干ししてみました。
若干100均のお名前シールによれ?がある印象ですが、そんなに目立つ感じではありません。
◆貼り付けて3日目
乾燥機にかけると変化があるのかもしれないと思い、2回目の洗濯後は乾燥機で検証しました。
洗濯の変化はなしで、家庭用乾燥機にかけてみても違和感はありませんでした。
◆貼り付けて7日目
天日干し、室内干し、家庭用乾燥機といろいろ試してみましたが、今のところ両方とも問題なく貼り付いています。
【検証結果】
検証して7日ですが、それではあまり変化がありませんでした。
ただ、検証以前に三角巾に貼り付けた100均の転写ネームラベルは、半年くらい経ったころから洗濯するたびにひび割れが起こり、少しずつ剥がれ落ちる感じでした。
繰り返しの洗濯や使い込むほどにひび割れが起こり、そこから劣化が加速するのかもしれません。
もう少し継続的な検証が必要のようですので、引き続き検証していきたいと思います!
【お名前シール強度検証】結果まとめ
ズボラな私がおすすめしたいお名前シールは、お名前シール製作所のノンアイロンタイプです。
防水性や耐久性が高いシートを使っているので、アイロンなしで洗濯タグに貼り付けることができる手軽さと何にでも貼り付けれる便利さがうれしいポイント。
入園や入学準備で名前付けをするグッズがたくさんあります。
お名前シールを使って、億劫になりがちな名前付けを乗り換えましょう☆
https://www.onamaeseal.jp/blog/colored-pencils-comparison/
保育士13年目、幼稚園教諭4年の経験をもち、現在0・1歳児担任の現役保育士。
家ではスウィッチにハマりつつある8歳娘と働く車系おもちゃが大好きな4歳息子のママとして、毎日育児と仕事に大慌て(泣)
保育士として、ママとして…時短&楽ちん子育てをコンセプトに情報発信中です。
また、時短アイテムのお名前シールをこよなく愛するヘビーユーザー♡お名前シールの使い心地や使い続けてみたレビューなども紹介しています。