お子さんの通園・通学グッズの名前付けに便利なお名前シール。
お名前シール製作所ではさまざまなシールをご用意していますが、どのシールも防水タイプとなっています。
シールなのに水洗いやお洗濯もできちゃうって、便利だけど不思議だなーと思っているママのみなさんも多いのではないでしょうか。
お名前シールってすごく便利だけど、なんで水に濡れても大丈夫なの??
お名前シールは防水ラミネート加工されてるから、水や油が染み込まないんだって♪
ラミネート加工・・・って???
ラミネート加工以外にも、品質にはかなりこだわって作ってるんだよ。作ってるところを見学させてもらおう~♪
えー、楽しみ! ワクワク💗
もくじ
お名前シールは品質にこだわって自社で作っています!
まずは、気になるお名前シールの防水ラミネート加工とはどういうものなのか、どこでどうやって作っているのかをご説明します!
お名前シールの防水ラミネート加工って?
アイロンシールとラバーシール以外のお名前シールは、防水ラミネートという加工をしています。
シールのデザインやお名前は紙に印刷するのですが、紙そのままだと水や油が染みてきて、使っているうちに変色したり破れたり、はがれたりしてしまいますよね。
そこで、紙の上にPPフィルムという透明なフィルムを密着させることで、水などが染み込むのを防いでいるのです。
これが「防水ラミネート加工」です。
防水ラミネート加工を施すことによって、お名前シールは水に濡れても平気な防水タイプのシールになってるんですね。
ラミネート加工することで、防水効果だけではなく、シールにつやがでて発色がよく見える効果もあるんですよ♪
自社で作っているから高品質な商品をスピーディにお届け♪
お名前シール製作所では、シールのデザインから印刷、加工、そして梱包して発送するまでを、すべて自社で行っています。
デザイン、印刷と加工、発送など、工程の一部を外部で行うとなると、どうしても注文から納品までにかかる時間が長くなってしまいます。
また、各工程ごとに別のところでやっていると、品質管理の責任が曖昧になってしまうことも・・・。
全部自社で一貫してやっているから、品質のよさにこだわったお名前シールをスピーディにお届けすることができるんです♪
お名前シールができるまでの流れとこだわりポイント
お名前シールは、入園・入学準備が始まる1月ごろから3月ごろに一番注文が増えます。
この時期は、いつもの製造チームのメンバーに短期のアルバイトさんも加わって、和気あいあいとシールの製造をしてるんですよ。
お名前シールの注文が入ってから、出荷されるまでの流れと、それぞれの工程でのこだわりポイントをご紹介します♪
①印刷データの作成・確認
お客さまからお名前シールの注文が入ったら、受注処理担当のメンバーが内容を確認して、印刷用のデータを作成します。
作成したデータは、印刷の前に念入りにチェック!
- 誤字脱字はないか
- 文字の大きさはこれでいいか
- 余白のバランスはいいか
- データに不備はないか
など、人の目で見て確認しています。
文字の大きさや入れ方のバランスなどは、感覚を重視して、よりよいデザインになるようにチェックしているんですよ。
このあたりの感覚は、長期で働いているメンバーで確認し合いながら、判断基準を決めています♪
②プリンターにデータ転送して印刷
チェックでOKになったデータは、プリンターに転送!
先ほど作成したデータが、シール用紙に印刷されます。
③ラミネート加工
プリンターから出力されたシールに、ラミネート加工をしていきます。
まずは、シール全体に静電気除去ブラシをかけて、表面のほこりなどを取り除きます。
さらに、ラミネート用のPPフィルムにシールを入れるときも、ブラシをかけながら入れています。
ラミネートの内側に、たとえ0.5ミリほどの小さなほこりやゴミでも入っていたら、お客さまが見たときに「あっ・・・」と嫌な気分になってしまいますよね。
そう考えたら、ゴミが入ってしまえばやりなおしです。
ロスを防ぐためにも、この静電気ブラシをかける工程は特に気を配っているんですよ。
④シールの切り分け
続いて、ラミネート加工されたシールを、はがしてすぐに貼れるかたちでお届けするため、1枚1枚切り分けます。
シールの切り分けには、カッティングプロッターという専用の機械を使います。
繁忙期には6台ぐらいフル稼働でカットしてます!
防水シールやノンアイロンシール、ラバーシールなど、シールの素材や厚みはさまざま。
プロッターでカットするために必要な圧もシールによって異なるので、都度、設定を変更しながらカットしているんですよ♪
⑤最終チェックして梱包・発送
シールの切り分けが終わったら、振り分けという作業をします。
これは、一度の注文で複数のタイプのシールを購入してくれた方の商品が別々にならないよう、まとめていく作業です。
振り分けが終わったら、梱包の前に最終的な検品です。
ここでの検品はダブルチェックとなっています。
- 誤字脱字はないか
- 文字の入り方やバランスは問題ないか
- ラミネートにほこりなどが入っていないか
- カットのズレはないか
- 送り先に間違いはないか
などを、2人の人がそれぞれ目で確認します。
チェックOKになったシールは梱包して発送となります♪
お名前シールを作っているのはどんな人たち?
お名前シールの注文を受けてから、できあがって発送されるまでの大まかな流れ、なんとなくイメージできたでしょうか。
お名前シールってこんな風に作られてるんだねぇ! 作っているのはどんな人たちなのかな??
年齢性別いろんな人たちで、コミュニケーションしながら作ってるんだよ~!
ここからは、どんな人たちが、どんな雰囲気でお名前シール製造をしているのか、少しご紹介させていただきます。
クリエイティブ職の人が多め
お名前シール製作所でシールを作っている人たちは、年齢さまざま。
女性が多めで、クリエイティブ職が本業という人が多いのが特徴です。
短期で働く人には、グラフィティアーティスト、服飾デザイナーやミュージシャン、演劇の監督をしている人などもいるんですよ♪
印刷データは目視でチェックしているとお伝えしましたが、そうしたところではクリエイターならではの感覚が生かされることも多いです。
子育て中のママも多いです♪
シール製造のメンバーには、主婦も多いです。
子育て中の主婦も多いので、ママ目線でのアイデアや要望などの声もあがります。
実際にシールを使うママの目線で「こうだったらもっといいのに」「私ならこうしたいな」などの声が、お名前シール商品の改善に生かされているんですよ。
お名前シールを便利に活用してくださいね
お名前シールの防水ラミネート加工ってどんなものなのか、具体的にどうやって作られているのかや、品質へのこだわりなどをご紹介しました。
お子さん向けのシールというと、「ちょっとしたもの」という印象かもしれません。
でも、デザインから印刷加工、発送までのさまざまな工程で、よろこんで使っていただけるよう、品質にしっかりこだわっていることが、ちょっとでも伝わったならうれしいです。
何気なく使っているシールでも、できあがるまでの工程がわかると、意外にいろいろと工夫されているんだなーと愛着がわいてきませんか?
丈夫で長持ちで、かわいいお名前シール。
いろんなアイテムの名前付けにたくさん活用してくださいね♪
横浜国立大学教育学部卒業、ライター歴20年のフリーライター&エディター。
企業ライター・編集者として約19年勤務した後、2020年よりフリーランスとして活動しています。
お名前グッズの使い勝手や品質については、しっかり確認! 実際に使ってみたうえでの正直な感想を書くよう心がけています。
私生活ではかわいいものと気の利いたもの、おいしいものが大好きな新米主婦。日々の暮らしを楽しくスマートに過ごすべく試行錯誤中♪