丸、三角、六角、合格祈願の五角など、えんぴつの軸にはいろいろな形があります。実は、それにはちゃんとした役割がありました。
そこで今回は、えんぴつの軸の形をご紹介していきたいと思います。
もくじ
墨芯えんぴつが六角軸の理由
持ちやすいから
字を書くために鉛筆を持つとき、ひとは親指、人差し指、中指の3本の指で押さえます。そのため、軸の断面は3の倍数だと持ちやすいといわれています。
また、三角軸は一つの断面が広いため、しっかりと強い力で持つことができます。
正しい持ち方を身につけるための子ども用えんぴつに三角軸が多いのはそういう理由があったのです。
転がり防止
えんぴつが六角軸であるもう一つの理由は、転がり防止です。
勉強中に消しゴムなどほかの文房具へ持ち替えたとき、置いたえんぴつがコロコロと転がっていくことがあります。
丸軸だとそのまま離れていきますが、六角軸は途中でピタリと止まってくれますよね。
それを利用して、マークシート式の試験や選択肢問題のときに「えんぴつ転がし」で答えを決めた経験がある方も多いのではないでしょうか。
ぴたっと止まる六角軸のえんぴつだからこそできるんです♪
色えんぴつが丸軸な理由
いろんな持ち方がしやすいから
色えんぴつは塗りつぶしたり、薄く塗ったりと、いろいろな使い方がありますよね。また、普通の持ち方以外にも細い線を描くときはえんぴつを立てて描いたり、広い範囲を塗りたいときは寝かせて持ったりとさまざまな持ち方をします。そんな用途に合わせられるよう、色えんぴつは角のない丸軸が多いんです。
また、色えんぴつはえんぴつに比べて芯が太くやわらかいため折れやすくなっています。丸軸なら、握ったときの力が芯につたわりにくいためともいわれています。
pitariはえんぴつ、色えんぴつ、どちらもおすすめ
えんぴつの軸の形についてお話してきましたが、ここでご紹介したいのがお名前シール製作所の名入れえんぴつpitariです。
色えんぴつはスタンダードな12色入り。えんぴつはパステルとモクメなど軸のデザインをお選びいただけます。それぞれに職人が丁寧に名入れいたします。
ポップなものからキュートなものまで、種類も豊富にご用意しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回は、えんぴつの軸の形についてご紹介してきました。
持ちやすさや折れにくさなど、それぞれに理由があったのですね♪
