子どもが成長するのって早いもの。
ついこの間、保育園や幼稚園に入園した気がするのに、あっというまにもうすぐ卒園。
4月からの小学校入学に向けて、
ソワソワし始めているママさんも多いのではないでしょうか?
うちの子も春からいよいよ1年生。ランドセルは買ったけど、ほかにどんな準備をすればいいのかな…?
ランドセル以外にもいろいろ買わなきゃいけないものがあるし、新しく買った学用品には名前をつけなきゃいけないんだけど、これがけっこう大変だからがんばってね~!
名前つけ・・・幼稚園入園のときもやったなあ。たしかにけっこう大変だった💦
脅かすわけじゃないけど…小学校は幼稚園と比べて使うものが多いし、こまごまとしたものにも一つひとつ書かなきゃいけないから、覚悟しておいたほうがいいかも
ええ~、不安になってきた~。ちゃんとできるかなぁ…
ポイントさえ押さえておけば大丈夫! 名前付けに便利なグッズもちゃんとあるから安心して。これから順番に詳しく説明するね♪
もくじ
小学校の入学準備で名前付けが必要になるのはどんなもの?
小学校の入学準備で名前付けが必要になるものには、たとえばどんなものがあるのでしょうか?
名前をつける必要がある主な学用品と、
どんなところに名前付けするよう指定されることが多いのかなどをご紹介します。
※名前付けが必要なものや、つける位置や方法は学校によって決まりが異なります。
ここでは、一般的なものを取り上げますが、
実際の名前付けの際は学校の指定を確認してくださいね。
通学に使うもの
まずは、通学に使うものです。
通学の際に身に着けるものへの名前付けは、
以前はわかりやすいところにという指定が多かったのですが、最近では防犯上の理由で
外側から見えないところにつけるよう
指定する学校も増えてきています。
ランドセル
最近のランドセルはカラーが豊富になりましたが、それでも人気の色などはクラスにまったく同じものを持っている子がいるケースもあります。
ほかの子のランドセルと取り違えてしまったり、うっかりどこかに置き忘れたりしたときのために、ランドセルにも名前付けが必要です。
ランドセルには、ふたをめくった内側の名札などに名前付けすることが多いです。
雨具(傘、レインコート)
傘やレインコートなどの雨具は、雨がやむと置き忘れてしまうことなどが多いもの。
傘は持ち手部分や折りたたんだときの留めるベルトの内側などに、レインコートは首や裾の内側などに名前付けすることが多いです。
雨具への名前付けには、防水タイプのお名前シールなどを利用すると便利ですよ♪
通学着、通学帽
通学着にも名前をつけるよう指定する学校が多いです。体育で着替えたときなどに、忘れ物や取り違えが起こることも考えられますものね。
服や帽子、靴下などの名前付けの位置も、学校の指定はいろいろだと思いますが、なるべく外側からは見えにくいとろにつけるほうが安全です。
学校生活に使うもの
続いて、主に学校内で使用するものです。
これらについては、基本的に見やすい位置、わかりやすい位置に名前付けをするよう指定する学校が多いです。
上履き、体育館シューズ
上履きや体育館シューズは学校指定のものが多く、名前を確認しなければ、ほかの子のものとすぐにわからなくなってしまいます。
名前付けの位置としては、かかとや甲部分、スニーカータイプならベロの部分などが指定されることが多いです。見やすく、1年生でも読みやすいように名前付けしておきたいですね。
体育着
体育着はゼッケンをつける形で名前付けするよう指定されるケースが多いです。
ゼッケンの大きさや位置が細かく決められていたり、学校指定のゼッケンがあったりするので、入学前説明会などでしっかり確認しましょう!
給食着、給食袋
給食エプロンや帽子、マスク、ナプキンなどと、それらを入れておく給食袋にも名前付けが必須です。名前付けの位置が学校で細かく決められていることが多いでしょう。
こちらもほかの子のものと取り違えなどが考えられるので、1年生にも見やすく読みやすい名前付けを意識したいですね。
防災頭巾
地震などの災害がニュースになることも多い昨今、防災頭巾を常備するよう指定している学校も多いですね。
市販の防災頭巾は製品によってはアイロンシールが使えないものがあるので、必ず確認してから名前付けしましょう。
名前とあわせて住所や血液型を記入するよう指定している学校もあります。
学習に使うもの
授業で使う教材や文房具、お道具類は、こまごまとしたものが多いです。なくしてしまわないように、たいへんですが一つひとつ名前をつける必要があります。
鍵盤ハーモニカ
学校によりますが、鍵盤ハーモニカは学校でまとめて購入して、全員が同じものを使用するケースも多いです。
ふき口(唄口)2種類(座って使うときのホース状のものと、立って使うときの笛状のもの)と本体、ケースに名前をつける必要があります。
算数セット
入学準備の名前付けで、多くの先輩ママが「一番たいへんだった!」と言うのが、算数セットです。
おはじきや数え棒、カードなど、たくさんあるものや小さなもの、一つひとつに名前付けするよう学校で決められているケースがほとんどです。
細かい作業が多いうえに数も多いのでたいへん! お名前シールやお名前スタンプを賢く使って効率化したいですね。
お道具箱、文房具類
のりやセロテープ、ホッチキスなどの文房具類と、それらをしまっておくお道具箱にも名前をつけておく必要があります。
こちらも、取り違えなどがないように文房具の一つひとつに名前付けが求められます。
名前付けはどうして必要なの? 省略しちゃダメ?
算数セットのおはじきの一つひとつ、カードの1枚1枚にまで名前を書かなきゃいけないというのは、ママにとって負担が大きいですよね。
「そんなにありとあらゆるものに名前を書く必要ってある?」
「自分のものだとわかるように、ちょっとした印でもつけておけばよくない?」
なんて思われる方も多いかもしれませんね。
名前付けには大きくふたつの意味があります。
ひとつは、子ども自身が「自分のものだ」とわかること。
もうひとつは、ほかの子どもや先生が見たときに「あの子のものだな」とわかることです。
少し詳しくご説明しますね。
子ども自身が「自分のもの」だとわかる
小学校入学にあたって、新たに子どもの持ち物となるものは多いですよね。
その一つひとつに、フルネームで自分の名前が書きこんであることで子ども自身、
「これはボク(わたし)のもの」
と理解して愛着が生まれます。自分の名前が書かれたピカピカの学用品を見て、
「大事にしよう」
「なくさないようにしなくちゃ」
思う子も多いでしょう。
名前付けには、子どもの“ものを大切にする心”を育てるという意味合いがあるんです。
誰が見ても「誰のもの」かがわかる
小学校で使う学用品には、学校でまとめて購入するものも多いですよね。
こういった学用品は、すべての児童がまったく同じものを使うわけですから、名前がついていなければ、誰のものなのかすぐにわからなくなってしまいます。
小学校に入学するぐらいの子どもは、まだまだ注意力や集中力がしっかりしていない場合が多いもの。
うっかりどこかに落としたり、置き忘れたり、お友達のものと混ざってしまったりすることもあるでしょう。
名前が書いてないと、見つけた人がいても持ち主がわからなくて困ってしまいますし、お友達とうっかり取り違えたときに本人たちも気づかないかもしれません。
きちんと名前が書いてあれば、先生やお友達、お友達の親御さんなどが見たときに「〇〇さんのものだ!」とすぐにわかるので安心です。
小学校の入学準備の名前つけは、学校から「ひらがな」を指定されるのが一般的ですが、これは1年生の児童でも、誰の名前が書いてあるか読めるようにするためなんです。
入学準備の名前付け作業には「お名前グッズ」が便利!
名前付けの大切さはわかったけど、
一つひとつ書くのはやっぱり大変だし、自分の字に自信がないから恥ずかしいな…。
なんてお悩みのママも多いと思います。
そんなママたちの強い味方となるのが、
「お名前シール」や「お名前スタンプ」などの「お名前グッズ」です!
先輩ママたちにも、「買ってよかった!」と
いう声が多いんですよ。
お名前グッズのメリットやデメリットを
見ていきましょう♪
お名前グッズを使うメリット
まずは入学準備の名前付けに「お名前グッズ」を使うメリットをご紹介します♡
メリット①名前付けの手間を軽減♪
お名前グッズを使う一番のメリットは、やっぱりなんといっても「便利さ、手早さ」でしょう!
入学準備で名前付けをしなければならないものはとても多いので、作業するママやパパは大変!
でも、お名前シールを貼るだけ、お名前スタンプを押すだけなら、一つひとつ手書きする場合と比べて圧倒的にラクですし、早く作業を終わらせることができます。
メリット②見た目や仕上がりがきれい♪
見た目がきれいに仕上がることも、お名前グッズを使う魅力です♪
普段、手で文字を書く機会が減っている今の時代、手書きの文字を安定してきれいに書き続けるのって大変です。
かわいいわが子の名前とはいえ、何度も何度も書いていると、だんだん雑になっちゃうのもしょうがないですよね。
もともと字を書くのがあまり得意じゃないという方もいるでしょう。
おはじきなどの小さいものには書きにくいし、文字がつぶれて読みづらくなってしまうことも…。
お名前グッズなら、どの学用品にも安定してきれいな仕上がりの名前をつけることができます♪
メリット③いろんなものに対応できる
入学準備で名前付けをしなければならないものの素材はいろいろ。皮革やプラスチックから、布、紙、金属、樹脂などいろんなものに名前を入れなければいけません。
形も平面とは限らず、曲面だったり、凸凹があったりするものも…。
手書きだと、書きにくいものも多いですよね。
お名前グッズにはいろいろな種類があって、さまざまな素材、形状、大きさに対応できるのも魅力なんです。
どんなものにどんなお名前グッズが便利なのかは、のちほど詳しくご紹介しますね♡
お名前グッズのデメリットは?
便利で魅力的なお名前グッズにも、デメリットといえる点もあります。
デメリット①手書きより費用がかかる
手書きの場合、油性のサインペンを1本購入すればさまざまなものに対応できますが、お名前シールやお名前スタンプなど、必要なグッズを買いそろえるのにはある程度費用がかかります。
とはいえ、そこまで高額なものではありませんし、それで名前付けの作業を時短できるのなら、ママやパパの時給を考えればむしろお得だといえるのではないでしょうか。
デメリット②使い慣れないと失敗することもある
お名前グッズはさまざまな素材や形状に対応できると先ほどお伝えしましたが、平面やすべすべしたものに比べると、やわらかいものや曲面への名前つけはちょっぴりコツが必要です。
初めての場合などは、失敗してしまうこともあるかも…。
でも、手書きの場合も書き損じはありえますし、「これはちょっと難しそうだな」と思ったら、あらかじめ同じようなものに試したり練習してみたりすれば安心です◎
入学準備のお名前グッズ選びのポイントと注意点
お名前シールやお名前スタンプは、いろいろなメーカーがいろいろな種類のものを出しています。
初めて使ってみる場合は、どれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれませんね。
なんとなーく選んだり、価格だけで選んだりすると、後で「これじゃないほうがよかったかも…」と後悔したり、買い直しになってしまうことも…。
そこで、購入前に確認しておきたい、お名前グッズ選びのポイントをご紹介します。
ポイント①学校の決まりを確認してから!
どんなアイテムのどこに、どのぐらいの大きさで名前をつける必要があるかは、学校からの細かい指定があるケースが多いです。
お名前シールなどを使う場合も、学校によってはフォントやデザイン、色などに制限があることも。
「せっかく買ったのに、学校の決まりに合わなかった…」なんてことのないように、お名前グッズの購入は入学前説明会で学校の決まりを確認してからにしましょう。
ポイント②子どもの読みやすいフォントが◎
「フォント」というのは、文字のデザインのことをいいます。
学校によっては「学参フォント」という名前の、文部科学省の学習指導要領に準拠したフォントのお名前グッズを選ぶよう決められていることもあります。
特に指定がない場合も、学参フォントやゴシック体など、見やすく子どもにも読みやすいフォントのお名前グッズを選ぶのがおすすめです。
ポイント③水に濡れるものには防水タイプ
雨具や水筒など使うとき水に濡れるもの、衣類や給食エプロンなど洗濯するものには、防水タイプのお名前シールやインクを使いましょう。
防水タイプでないものを使用すると水ではがれてしまったり、文字がにじんで読めなくなってしまうことがあります。
ポイント④算数セットには専用グッズ
入学準備の名前付けで特に大変と先輩ママたちが口を揃えていうのが「算数セット」の名前付け。
おはじきや数え棒など小さなものにも一つずつ名前付けをしなければいけません。
そんな算数セットの名前付けには、専用のお名前グッズが便利です。小さなシールやピンセット付きなので、こまごまとしたものの名前付けもばっちりです♪
入学準備におすすめ!お名前グッズ5選
お名前シール製作所で扱っているお名前グッズの中から、入学準備の名前つけにおすすめな商品を5点、ピックアップしてご紹介します♪
お名前スタンプ《名前つけ応援セット 小学校入学用》
5種類のお名前スタンプとインクパッド&クリーナー、お名前シールで入学準備の名前付けを応援してくれる便利なセットです。
お名前スタンプは、入学準備の名前付けでよく使うサイズを厳選。インクパッドは紙、金属、プラスチック、布に使える万能タイプです。
お名前シールは文房具などに使いやすい小さなサイズのものが多めなので、このセットだけで入学準備の名前付けがかなりはかどるはず♪
お名前算数シール《ピンセット付き》
入学準備の名前付けで最大の難関といわれる「算数セット」の名前付けにぴったりな、大小さまざまなお名前シールが揃ったセットです。
サイズは特「大、大、中、小、まめ」の5種類。小さなおはじきなどにもしっかり名前付けできます。
小さいものや細いところにシールを貼るときに便利なピンセット付きです♪
お名前防水シール
雨具やうがいコップ、弁当箱や箸箱などの名前付けに最適な、防水タイプのお名前シールです。
防水ラミネート加工されているから、水洗いしても安心。はがれにくいよう、角が丸くなっているのもうれしいんですよ♪
丈夫で汚れが付きにくいので、水に濡れるもの以外に使うのもおすすめです。
お名前アイロンシール《布用》
ハンカチや布製バック、帽子、衣類など、布製品への名前付けに便利な、アイロンで接着できるお名前シールです。
伸縮性のある素材なので、繰り返し洗濯してもひび割れや色落ちしにくいです。
半透明タイプなので、もとの色やデザインを邪魔せず自然に名前付けできるのもうれしいポイント◎
タグ用お名前シール《アイロン不要》
衣類のタグに貼るタイプのお名前シールです。防水タイプなので、貼ったあとは洗濯OKです。
目立つところに名前をつけたくない衣類にぴったり。アイロン不要なので、急いで名前付けしたいときにも便利です。
洋服のタグ以外にも、普通の防水タイプシールとして文房具などにも使えますよ♪
便利なお名前グッズで入学準備をスムーズに♪
小学校入学準備で、名前付けが必要になる学用品にはどのようなものがあるのかと名前付けの必要性、名前付けを助けてくれる「お名前グッズ」のメリットや選び方、おすすめ商品などをご紹介しました。
新しく購入したり作ったりする必要があるものが多いのに加えて、ほとんどのものに名前をつけなくてはいけないから、本当にたいへんですよね。
お名前シールやお名前スタンプを賢く活用して、なるべく効率よく作業を終わらせましょう。
準備期間が短い場合が多くてたいへんですが、がんばってくださいね!
横浜国立大学教育学部卒業、ライター歴20年のフリーライター&エディター。
企業ライター・編集者として約19年勤務した後、2020年よりフリーランスとして活動しています。
お名前グッズの使い勝手や品質については、しっかり確認! 実際に使ってみたうえでの正直な感想を書くよう心がけています。
私生活ではかわいいものと気の利いたもの、おいしいものが大好きな新米主婦。日々の暮らしを楽しくスマートに過ごすべく試行錯誤中♪