ガーゼハンカチは、保育園の入園や出産のための入院準備で必要不可欠なアイテムですよね。
でも、ガーゼは繊維が特殊なため、名前付けの方法によっては名前が滲んでしまい悲惨なことに…(泣)
せっかく手間と時間をかけてする名前付けですから、どうせなら長持ちして綺麗が続く名前付け方法の方がうれしいですよね。
そこで、今回はガーゼハンカチへの名前付け方法の紹介と入園準備のコツを伝授します♪
同じガーゼハンカチに複数の名前付け方法を実践し、洗濯した比較レビューも合わせて紹介しますので参考になさってくださいね(。•̀ᴗ-)✧
もくじ
ガーゼ生地とは…
赤ちゃんのお世話をするときに便利なアイテムとしてイメージが強い「赤ちゃん用ガーゼ」。
授乳のときの飲みこぼしを拭いたり沐浴で体を拭いたり、汗取りで使ったりするほか、生えたばかりの乳歯の歯磨きやよだれ拭きに使うなど、ガーゼは赤ちゃんケアにおけるいろいろな場面で活躍してくれます♪
ガーゼ生地は、通気性が良く赤ちゃんの汗を吸ってくれるので赤ちゃんのお世話グッズとして便利なんですよ\(^o^)/
だから、出産のための入院準備だけでなく、0歳児からの入園準備にも必要不可欠なアイテムなのですね。
ガーゼ生地の特徴は?
ガーゼとは、甘くよった糸を粗めに平織りしたあと、もともとの素材の色を抜いて真っ白にしてソフトに仕上げた生地のことをいうそうです。
綿や麻、絹などの天然素材が使われることが多いので、ふんわりと柔らかく、赤ちゃんのデリケートな肌にも優しいので赤ちゃんケアグッズとして推奨されています。
【1】柔らかくて肌触りがよい
ガーゼは、甘めによられた糸でゆるく織っている生地なので、柔らかく肌への刺激が少ないのが最大の特徴。
生地自体に伸びがあるので、衣服として着る際のストレスが少なく、よく動きまわる子どもにはピッタリの生地なのです。
だから、赤ちゃんのケアグッズや肌着に使われることが多いのですね。
【2】ふんわり軽い
ガーゼは1枚の生地がとても薄く、向こう側が繊維の間から見えます。
とても薄いので、まるで何も身に付けていないかのような軽さが魅力的な生地。
生地を重ねることで質感や重さを変えることができるので、自分好みの用途に合わせて生地選びできるのがハンドメイド好きな私のような人にとってはたまらないポイントになります♡
【3】吸水性・通気性に優れている
ガーゼは、血液を吸収する医療用ガーゼとして使われるように、高い吸水性をもっています。
また、織り目が粗い分、通気性も抜群!汗を吸収してもベトベトせず、快適に過ごせます。
【4】お手入れが簡単♪
ガーゼは平織り生地のため、汚れても手洗いや洗濯機で気軽に洗うことができます。
折り目が粗いので、空気を通しやすく、速乾性にも優れています◎
夜室内に干していても、朝には乾いているので忙しいワ―ママにも優しい生地なんです( *´艸`)
【5】季節問わずに使える!
“涼しい”イメージのあるガーゼ。実は…秋や冬にも活躍します。
ガーゼは、綿繊維の構造と似ていて、内側に空気層があります。体から発する熱を逃さないので、寒い冬の時期にも暖かく使うことができるのですね。
上で紹介したように、通気性や吸湿性に優れているので季節問わずに使える生地なのですね(^^)/
※取り扱い注意事項※
ガーゼは、ゆるく織っている生地のため、化学繊維のように強い生地ではありません。
伸縮性があるので、問題はさほどないのですが、負荷がかかると生地が伸びてしまうので注意が必要です。
ファスナーやボタンなどの金具にひっかかりやすく、一度織り目が広がってしまうともとに戻すのが難しいので取扱いに気を付けましょう。
≪取り扱いポイント≫
- 洗濯機で洗う場合、他の洗濯物の金具で引っかかる恐れがあるので、洗濯ネットに入れるようにしましょう。
- 乾燥機に入れると、ガーゼ生地が縮んでしまう場合があります。なるべく自然乾燥をおすすめします。
ガーゼハンカチの選び方
出産入院準備の際に用意するガーゼは、ハンカチサイズやフェイスタオルタオルサイズなど大きさがあります。
ここでは、出産準備から入園準備で使えるガーゼハンカチを用意する際におすすめの選び方をお話します。
用途に合わせて選ぶ
まず初めに、ガーゼハンカチの使用用途について考えてみましょう。
- 授乳の後に赤ちゃんの口を拭く
- 汗・体拭き
- 沐浴のとき、赤ちゃんの体を包む
大きく分けて、上の3つの使用用途があります。
シーン別で使い分けるとGOOD!
ガーゼの使用用途について話しましたが、ガーゼの大きさや種類はたくさんあります。
次に、シーン別で使い分けるポイントをお話します。
普段使いには『小さなサイズ』を選ぼう♪
赤ちゃんのよだれやミルクの吐き戻しなど口を拭くときや、歯磨きとして歯を拭くときなどの普段使いには小さなサイズのガーゼがおすすめです。
小さなサイズは、目の周りや口元などもキレイに拭きとれるのでGOOD!
お出かけのときに持って行くのも、場所をとらないのでいいですね◎
沐浴には、お腹が隠れる『フェイスタオル大』がベスト!
沐浴で使うガーゼは、赤ちゃんのお腹が隠れる大きさがベストです!
ガーゼを赤ちゃんの体にかけてあげると、安心して落ち着いてくれます♡
赤ちゃんを包み込めるくらいの大きさのガーゼを使い、ガーゼの端を使って洗ってあげるのもいいかもしれません。
『大サイズ』はタオルケットやおくるみの代わりに◎
おくるみやお昼寝のときにタオルケット代わりに使うのなら、『大サイズ』がおすすめ!
おくるみとして包んであげると、ママのお腹のなかにいたときに近い状態になって、安心して眠れるようになります。
また、少し肌寒いときに、上にかけてあげると体温調節にも使えるので便利♪1枚持っておくと安心ですよ( *´艸`)
ガーゼハンカチへの名前付け方法
一般的な名前付け方法では、油性ペンでの名前付けをイメージされる方が多いかもしれませんが、ガーゼハンカチについては油性ペンでの名前付けはおすすめしません。
油性ペンで書くと、ペンで書いた部分がジワジワにじみ、名前がわかりにくくなるためです。
では、ガーゼハンカチと相性が良い名前付け方法はあるの?と心配のママさんに向けて、ガーゼハンカチで失敗しない2つの名前付け方法についてそれぞれご紹介します。
1.お名前シールを貼る
ガーゼ生地と相性が良いのは、アイロン接着タイプのお名前シール。
ガーゼハンカチは、ほとんどが白地なので、名前シールが映えて名前がわかりやすくGOOD!!
名前シールは、洗濯したら剥がれやすいのかな?と思われがちですが、意外と強度があるのでおすすめです♪
のちほど、アイロン接着タイプ2種類を同じガーゼハンカチで名前付けをし、持ちやキレイさなどを比較しましたので参考にしてみてくださいね☆
2.お名前スタンプを押す
次にご紹介するのは、お名前スタンプを押す名前付け方法です。
スタンプを押し付けたら完了しちゃうので、手軽にできる名前付け方法として人気です。
ただ、洗濯するたびにスタンプした文字が薄くなるので、洗濯後にお名前をときどきチェックするようにしましょう。
名前付け部分が薄くなると、何が書いてあるのか判別しにくくなり保育園の先生たちが困ってしまいます…。
汚れ物の入れ間違いにも繋がるため、保育士的にはぜひ定期的な確認をお願いしたいです。
ガーゼハンカチVSお名前シール2種
ガーゼハンカチへの名前付けで、アイロン接着タイプのお名前シールが2種類あるので、どちらがおすすめなのか使ってみました。
お名前シールの強度の比較のため、同じガーゼハンカチの両端にそれぞれの名前シールを貼り付けて、毎日洗濯⇒自然乾燥を2週間試しました。
↑こちらがラバーシール。
シール自体に色がついているので、色柄ものや濃い色にもしっかり映えるデザインです。
もちろん、白地のガーゼハンカチにもピッタリ◎
↑こちらがアイロンシール。
半透明なシールなので、シンプルな白地や淡い色地におすすめです。
ピタッとくっつくので、スタンプを押したような仕上がりですよ♪
2週間経過後…
右側がラバーシール、左側がアイロンシールになります。
2週間の洗濯と自然乾燥でしたが、見た目に明らかな差が出てきました。
アイロンシール(左側)の方が、端からめくれ、シールがよれた感じになっています。
剥がれる感じはまだありませんが、このまま洗濯するたびに剥がれていきそうな印象ですよね…(^_^;)
逆に、ラバーシール(右側)は余裕みたい♪まだまだいけそうです!
ガーゼハンカチVS名前シール2種〜結果〜
同じガーゼハンカチに、アイロンシールとラバーシールを貼り付けて2週間検証した結果…ラバーシールの方がガーゼハンカチとより相性がよいことがわかりました。
我が家には、お名前スタンプがないため比較検証できませんでしたが、お名前スタンプはどれくらい名前付けが長持ちするかについても検証する機会があればまた更新していきたいと思います♪
今回ご紹介したおすすめお名前シールはこちらです。
まとめ
出産や入園準備で必須アイテムのガーゼハンカチについて、名前付けやガーゼ選びのポイントなどご紹介しましたがいかがでしたか?
記事を読んだママが参考にしてくれたら、うれしいです♡
保育士13年目、幼稚園教諭4年の経験をもち、現在0・1歳児担任の現役保育士。
家ではスウィッチにハマりつつある8歳娘と働く車系おもちゃが大好きな4歳息子のママとして、毎日育児と仕事に大慌て(泣)
保育士として、ママとして…時短&楽ちん子育てをコンセプトに情報発信中です。
また、時短アイテムのお名前シールをこよなく愛するヘビーユーザー♡お名前シールの使い心地や使い続けてみたレビューなども紹介しています。